沖縄県・浦添市にある砂川研税理士事務所です。
昨日の地元紙の朝刊に、約300年前に作られたとみられる泡盛が三重県・伊勢神宮の農業館の倉庫に保
管されているとの記事が載ってました。すごいですね~。300年前ですよ!300年前と言えば、
1700年代で江戸時代中期ころですね。徳川の将軍も8代吉宗だったり、その吉宗が目安箱を設置した
り、よくテレビで聞く大岡忠相が町奉行になったりとしていた時代です。なんかロマンがありますね。
保管されていた泡盛は、分析の結果アルコール分はなく無味無臭の蒸留水のような状態だったそうです
が、300年も経っているのでアルコール分が残っているはずもないですね。現在のようなしっかりとし
た瓶のようなものに保管されてるわけでもないわけですし・・・琉球王国時代は、使節団が江戸へ行く際
に献上品として泡盛を贈呈されていたそうです。いつの時代もお酒は贈り物として人気なのですね(笑)
昨日9月4日は泡盛の『古酒の日(クースの日)』でした。現在の古酒の定義は、全量が3年以上貯蔵さ
れていることだそうです。泡盛は年数がたてばたつほど、香りがよくなり味がまろやかになります。いっ
たい、300年前の泡盛がきちんと保管されていたならば、どのような香りがしてどのような味がしたの
か、味わってみたかったですね。最近は沖縄の若者の泡盛離れが進んでいて、消費量が落ちているそうで
すが、今一度、若い人にも地元の美味しいお酒を楽しんでほしいものです。